Breitling B-1 電池交換メンテナンス
2019.3.10お預かりのBreitling B-1 電池交換メンテナンスです。
下の小さな時計は「電池抜き」のみのご依頼です。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
竜頭の動きをチェックして。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れもチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
バネ棒や弓環も外して洗浄します。
UTCも外して電池抜き。
裏蓋はスクリューバックですが特殊な工具が必要になります。普通の力で閉まっていれば代用工具でも回せますが、この裏蓋は固くしまっており諦めるしかありません。
先ずは本体の方の裏蓋を開けます。
作業の前に電池格納部をチェクします。
そして電池を入れて動作確認。
全文字表示しますからリセットします。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して時間合わせ。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
中蓋を乗せてから。
洗浄して綺麗になった裏蓋を装着。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
バネ棒や弓環も洗浄して綺麗に。
結局このUTC部分は洗浄が出来ませんでしたが。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。