電池交換メンテナンス BREITLING B-1

2016.6.21お預かりの電池交換メンテナンス BREITLING B-1です。
2014年にもお預かりですから前回の電池交換から約2年。

今回も電池交換メンテナンスのご依頼で「遅れる」という事ですが
若干、液晶も薄く電池切れ症状か?

竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

弓環の汚れもチェックします。

ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。

中蓋の汚れもチェックします。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した液晶&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ムーブメントは綺麗な状態です。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

中蓋を乗せます。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗に。

表示確認して時間を合わせて「遅れ」という症状の確認。

ブレスも洗浄して綺麗になりました。

ブレスごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
ところが電池交換後の4時間。ふと時計をみると長短針のみが動いていない。
秒針が動いているので動いているように見えますが。
この時計の針は竜頭の動きに合わせて動く構造では無く
竜頭のクリックによってモータードライブで運針されます。

よって「竜頭操作禁止時間帯」などの誤った操作による不具合は考えにくく。
かといって巻芯も錆びておらず水滴が伝わっての内部のサビも考えられず。
何かの原因で内部のでの歯車の伝達が出来ていない症状ですから
分解する必要がありこちらでは対応が出来ません。
メーカー修理ともなると最低でも30.000円くらいは掛かるでしょう。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可