BVLGARI Solotempo 電池交換メンテナンス
2019.5.8お預かりのBVLGARI Solotempo 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
ラグ部の汚れや弓環の汚れもチェックして。
裏蓋の裏側もチェックしますが綺麗な状態。
これがムーブメントで。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
巻芯の根本にサビが発生しておりますが削り落としておきます。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンを装着します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になりましたがバックルのジョイントが外れている?
このパターンは初めて経験しますが、どういうこうぞうか?
Cリングピンで留まっている様で、Cリングの摩耗が激しく抜け落ちた感じですからCリングのみ交換します。(この程度の部品は既製品でも対応出来ます)
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。この数日後から止まる症状が現れ今回は分解修理での対応となりますので、このまま修理センターさんへ託します。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。