Cartier Must21 Chronoscaph 電池交換メンテナンス
2020.8.13お預かりのCartier Must21 Chronoscaph 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
交換バンドを同梱で「ベルト交換」もご依頼です。ただ社外品で合うかどうかは後です。
ブレスの取付向きをチェックします。
これがラグ部のネジピンです。これは洗浄します。
裏蓋ネジは洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し。
裏蓋ネジも洗浄して綺麗になったところで。
ゼロ位置合わせが必要です。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
さて「社外品の交換バンド」ですが、0.2ミリくらい幅が違います。削って調整という手段もありますが。
取付部分の金属コマのみ元のパーツを使えないか?
元のパーツを外します。
もう片方も・・・こちらはピッタシ既製品が合いました。
バックルですが元の方が丈夫ですが、ウレタン・バンドを折り畳んで通してあり。ベルト調整が難しいでしょうから、社外品にしておきます。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。