Cartier Must21 電池交換

2018.10.24お預かりのCartier Must21 電池交換です。

竜頭の動きをチェックして。

ウレタン・バンドに三つ折れバックル。

と撮影して摘まみ上げると「ウレタン・バンドの一部がポロリ?」

加水分解で亀裂が入っております。

切断寸前ですから交換用のブレスが無い限り、電池交換で動いても腕に付けられない時計です。取付部の特殊性から既製品への交換も不可です。よって「交換用ウレタン・バンドをお持ちか?」分からないと先へ進めません。

バンドはご自身で調達するということで先へ進みます。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ゼロ位置合わせを行って。時間を合わせて電池交換完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可