Cartier VERMEIL 電池交換メンテナンス
2017.11.30お預かりのCartier VERMEIL 電池交換メンテナンスです。
2012年にもお預かりの腕時計。
3本届いたうちの1本。 「Cartier Vermeil銀色」 「HERMES」
ケースが変色しておりますがシルバーに金貼りですから、シルバーの酸化が黒く現れます。
これは洗浄よりもクロスで拭いた方が効果有りです。
革ベルトに三つ折れバックル。
裏蓋は2本ネジで留まっていて裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
作業の前に電池を入れて動作確認。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースのクロスで磨いてシルバーの酸化は落とし、洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。