dunhill elite 電池交換メンテナンス

2020.7.14お預かりのdunhill elite 電池交換メンテナンスです。
2017年に「ムーブメント交換」でお預かりの腕時計。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに両開きバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の錆をチェックします。

このモデル蓋の食い付きがかなり甘く(しかしある程度の防水機能はあるが)。また錆びやすい材質なのか、持ち込まれる大概の物でサビが見られます。

この程度は削り落として洗浄で綺麗になるでしょう。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。ムーブメント交換する限りは「ムーブメント取り出しが出来る」は必須でしょう。

電池格納部をチェクします。

竜頭の巻芯の根本が錆びております。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

サビが進んでおりますが浸水というよりは、湿気の浸透による錆。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池を入れて動作確認。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

錆も綺麗になりました。

パッキンを装着します。この裏蓋、指で簡単に押し込めますから密閉度は高くない。ただこのモデル全てに通じる構造的なものです。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可