dunhill millennium 電池交換

2018.4.6お預かりのdunhill millennium 電池交換です。
2015年にもお預かりの腕時計。

もう1本、ブレスが外れているので取付もご依頼です。ベルト取付だけでは費用も頂けないのでdunhillの電池交換もご依頼頂きました。

さてこのブレス、ラグ部の形状というか幅が特殊で既製品では取付出来ないでしょう。

しかし使用するには直す必要がありますが、離れた箇所は「溶接」してあった箇所ですから、こちらでは修復不可です。外注に出せば「溶接修理」という手段もありますが16.000円ですから現実的では無い。

その前にdunhillの電池交換。竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドにブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。汚れも無く今回は洗浄は不要でしょう。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認。時間を合わせて電池交換完了です。

さてブレス修理ですが、修理は不可ですがこちらで可能な事は。

この離れた箇所を、強力な接着剤で付けるだけ。実用性があるかどうか?使ってみないとわかりません。乱暴に使うと耐えられないでしょう。

接着ですが表からは分かりにくい。

接着の為には一応、ブレス全体の洗浄もしております。

バネ棒も洗浄ですが一つ壊れましたので交換します。

バンドを取り付け応急処置としては完了ですが耐久性は分かりません。ついであったので応急も出来ますが、この時計のみなら「対応不可」で返却するところですね。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可