GUCCI 2200M 電池交換メンテナンス
2021.9.1お預かりのGUCCI 2200M 電池交換メンテナンスです。
ガラスの曇が気になりますが、これは選択してしまったレベル。
ただこうなる前から、たまに止まるが竜頭操作で動き出すという事ですが
これは電池切れか、油切れか?
竜頭の動きをチェックして。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
水滴があるので電池格納部をチェクして確認しますが大丈夫です。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。あの水滴具合から3日間は乾燥させます。
色の濃い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
ベゼル&ガラスは洗浄して綺麗になりました。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋にパッキンを装着。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。ですが翌日には止まっており。禁じ手注油で様子見ですが3日ほどは問題無く。今後、止まるようなら「要・分解修理」という事で発送となります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。