GUCCI 2400L 電池交換メンテナンス
2016.5.19お預かりのGUCCI 2400L 電池交換メンテナンス電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
先に「SWATCH」の電池交換です。
遊び革の状態もチェックします。
SWATCHは裏蓋がありませんから
出来るのは「電池交換のみ(洗浄なし)1.550円コース」のみ。
電池蓋がありますからドライバー等で開けます。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
次に「ゼロ位置合わせを行って」。
時間を合わせて電池交換完了です。
次はGUCCI 2400Lの方。
到着時には革ベルトが千切れておりビックリしましたが。
メモ書きでその旨が書いてありましたので一安心。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
見事千切れております。
こちらも亀裂が入っており危ない状態ではあります。
革ベルトを押さえる金属金具を外します。
黒い部分はプラスチックになっております。
この部分だけ交換と言う訳にもいかず。かといって専用の革ベルトしか取付不可ですが何処かに、交換用ベルトが存在するのか?
こちらは問題ありません。
遊び革も1本しか残っておりません。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
動作確認できたところで、中止するかどうかの確認となります。
革ベルトが入手出来なければ、電池交換メンテナンスが無駄になりますから。
折角、送ったので電池交換メンテナンスは宜しくお願いいたします。ということで進みます。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋と革ベルトの固定ネジも洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗に。
革ベルトの押さえ金具も洗浄。
兎に角は元の革ベルトを取り付けておきましょう。
このまま発送となりますが交換用革ベルトは存在するのか?
ググってみましたが国内では「売り切れ」「在庫切れ」の文字が。
ヤフオクで中古を探せば手に入らなくは無い。ただし時計ごとになると思われるので自分で交換する必要があります。あとは海外サイトなら売ってる所もある様ですね。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。