HERMES MEDOR 電池交換メンテナンス

2017.5.28お預かりのHERMES MEDOR 電池交換メンテナンスです。
2016年にも「丁番バネ交換」でお預かりですが、このバネが緩くなったと。
やはり純正品では無いですから、仕方がないところですが今回
電池交換メンテナンスのついでに締めておきましょう。

竜頭の動きをチェックして。

下を向けただけで蓋が浮きます。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

そろそろ保護シールは剥がした方がよい。洗浄のついでですしね。

洗浄作業に進む前に電池を入れて動作確認。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

フタを外してバネのチェックですが痛みは無いですが伸びております。
純正品よりは細いですから仕方がなく、開けるときにフルオープンにしないで
使わないとすぐにこうなるでしょう。

今回はバネを交換する積もりでしたが、締めておきます。
交換しても締める作業は必要ですから。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

蓋は洗浄して綺麗になりました。

バネは締め直したので下を向けただけでは開きません。
ただ振るとパカパカいうのは変わりませんが。
これが気になる場合は、やはりメーカーへ送って純正バネに交換が必須でしょう。

電池を入れて動作確認。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

裏蓋も洗浄して綺麗になったところ。

保護シールを貼って。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可