OMEGA De Ville ブレスレット電池交換メンテナンス

2020.7.23お預かりのOMEGA De Ville ブレスレット電池交換メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。もう1本はこちら。
もう1本も同じですが、メッシュバンドの黒い汚れ。これは洗浄では落ちません。コンパウンドを塗って歯ブラシである程度は削り落とす必要があります。あまりやり過ぎると、幾ら高級モデルとはゆえメッキが剥がれてきます。そしてコンパウンド、油分がメッシュに入り込む都合、洗浄を10回は繰り返す必要があり手間が掛かります。

竜頭の動きをチェックして。

メッシュバンドにブレスレット。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。10回以上は洗浄したのでピッカピカ!

電池が液漏れしております。

しかし電池格納部をチェックします

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可