OMEGA Seamaster 1538 電池交換メンテナンス
2018.8.15お預かりのOMEGA Seamaster 1538 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
弓環やラグ部の汚れもチェックします。バネ棒が片方壊れておりますから後で交換します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。ですが交換もご依頼ですから替えます。というか既製で合うサイズの物がなければ交換は不可ですが、有れば「電池交換&洗浄3.100円コース」は標準で交換しております。(オメガ・TAG HEUERくらいしか合う物が無いですが)
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。耐磁プレートを戻して。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
弓環やラグ部の汚れも洗浄して綺麗に。
バネ棒は片方、交換して。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。