OMEGA Speedmaster X-33 電池交換メンテナンス
2017.11.17お預かりのOMEGA Speedmaster X-33 電池交換メンテナンスです。
2016年にもお預かりの腕時計。前回のお預かりから1年しか経っていない。
竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。
チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。
前回も洗浄コースでしたが、それから使用されていないのか汚れも無く・
ベルトごと洗浄してもバックルの状態は変わりません。
裏蓋は9本ネジで留まっていて裏蓋記載。
デジタル表示はしておりますがアナログ針が5秒飛び運針。
ブレスを外して汚れをチェックしますが、こちらにも汚れは無し。
ラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋の裏側もチェックしますが綺麗な状態です。
新品で無い限り、あまり使わないで時計が暖まらないのも電池寿命が短くなる原因でもあります。
中蓋に付いて出てきたパッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。というか変わり映えしない。
竜頭パイプも同じく。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
中蓋を戻して。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
表示確認してELライト点灯確認。
洗浄でブレスも綺麗なったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。