CHANEL J-12 電池交換メンテナンス

2019.6.28お預かりのCHANEL J-12 電池交換メンテナンスです。
2016年にもお預かりの腕時計。

竜頭の動きをチェックして。

セラミックバンドに両開きバックル。

バックルの汚れもチェックします。

ベルト調整の要領でベルトを開こうとしたらコマが欠けております。

ピンを外してみますがピンにはサビも無く。

カラーのレンジでも持っていれば埋めておくのですが。

コマの隙間には汚れが溜まりますから洗浄するのがベスト。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋ネジは洗浄します。

裏蓋の裏側もチェックして。

前面のベゼル・カバーは裏側のネジを緩めて外します。

ただ目盛リングがあるので、このパーツのみ洗浄は出来ません。

竜頭の裏側の汚れをチェックしますが綺麗な状態。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

ベゼル・カバーにパッキンにシリコン塗布をして戻します。これがガラス面の防水機能を果たします。

裏蓋ネジとベゼル固定ネジは洗浄して綺麗になりました。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

コマの隙間まで洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可