LONGINES CONQUEST Perpetual 電池交換メンテナンス
2020.6.8お預かりのLONGINES CONQUEST Perpetual 電池交換メンテナンスです。
以前にも何度かロンジンのパペカレをお預かりしている方ですが、今回はモデル違いのご依頼です。
今回も「カレンダー情報の入力はご自分で出来る」という事でお預かり。
3本届いたうちの1本で、他の1本は「こちら」
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
全体的には綺麗な状態で、洗浄は不要?とさえ感じましたが。よく見ると回転ベゼルの凹みに汚れが溜まっております。
「カレンダー情報を入力」ですが、購入したら取説に書いてあるのでしょうか?、セイコーなら取説に底までは書いては無く。カレンダー情報を入力は電池交換を行った人がする仕事になっております。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
更に絶縁フィルムが覆っておりますから取り外します。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
金属の重厚なスペーサーが付いております。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ムーブメント拡大。
絶縁フィルムも戻して。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
回転ベゼルの凹みも洗浄して綺麗になったところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。カレンダー情報を入力は無しですが。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。