CYMA・SEIKO Diver・GUCCI・G-SHOCK電池交換メンテナンス
2022.11.25お預かりのCYMA・SEIKO Diver・GUCCI・G-SHOCK電池交換メンテナンスです。
6本届きましたので一緒にこちらで紹介です。そう言えばこのラーメンケースは机の上に残っておりますので返送し忘れました。(^_^;)
竜頭の動きをチェックして。
ブレスは布バンドで引通タイプ。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
時間を合わせて電池交換完了です。
次はSEIKO DIVER 電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
革ベルトの引通タイプ。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。問題なく動きますが油っ気を感じないムーブメントですから運針が少し重いです。
外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
時間を合わせて電池交換完了です。
もうひとつSEIKO DIVER電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
布バンドの引通タイプ。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
これがムーブメントで。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。電池を入れて動作確認。
時間を合わせて電池交換完了です。
次はG-SHOCKですがかなりのコテコテですから洗浄します。
竜頭の動きをチェックして。竜頭横のプッシュボタンは固着状態。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
ベゼル・カバーのネジですが錆び付いておりました。また1本は抜けて有りません。
ベゼル・カバーは洗浄で綺麗になるでしょう。
ベゼル・カバーの下はかなりのコテコテ。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。内部にはダメージは無い様です。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
スペーサーを外します。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
またラグ部のバネ棒が固着状態。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。ここでラグ部のバネ棒に注油して浸透するのを待ちます。
ところが固着は解消されず、動く気配も無いのでそのまま作業を進めます。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
プッシュボタンですがこちらは「ELライト点灯」用と思われますが固着が酷く、無理に外せば欠けて隙間ができ、防水機能が落ちそうなのでそのままにします。
洗浄して綺麗になりましたがビクともしない。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。問題なく動き出しました。
外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
ベゼル・カバーネジもここまでは綺麗に。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
次はGUCCIのバングルウォッチ。
竜頭の動きをチェックして。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
これがムーブメントで。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。この時計は「液漏れ状態で分解修理」ご希望でしたが。電池を入れて動作確認は問題無く。確かに電池格納部立ち上がった部分に液漏れのこびりつきが見えますが、完全に固まって固着しており無理にそぎ落とすことも無いでしょう。
時間を合わせて電池交換完了です。
次はSEIKO DIVER200m電池交換メンテナンス。
全体的にホコリっぽく洗浄します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
耐磁プレートを乗せて。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。