Ebel Sportclassique 電池交換メンテナンス
2022.3.14お預かりのEbel Sportclassique 電池交換メンテナンスです。
レターパックなのでブレスは外して到着。三つ折れバックルですから輪っかの状態では「レターパック370」では厚みオーバーです。
ブレスのネジがありませんが・・。
特に汚れは無さそうですが洗浄コースでご依頼です。
裏蓋は無い構造でワンピース。
ガラスとベゼルから外しますのでネジを5つ外します、これも洗浄します。
ベゼルの裏側もチェックしますが汚れは無く。
パッキンが文字盤側に残っておりました。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
これがムーブメントで。
ケースの内側もチェックします。
おっと、梱包の内包物を止めたテープにネジとピンが貼り付けてありました。危ない危ない、このパターンで捨ててしまった事が何度かあります。
ラグ部ネジとピンも洗浄します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
竜頭の裏側も洗浄でここまでは綺麗に。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてベゼルに戻します。
竜頭パッキンも装着。
ベゼル・ネジは洗浄して綺麗になりました。
ラグ部ネジも洗浄して綺麗に。
袋に入れてお返し。
ブレスも洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。