FENDI レディース/ラグピンの交換

2021.4.8お預かりのFENDI レディース/ラグピンの交換です。こういうご依頼も「お断りパターン」ですからよく考えてご依頼下さい。

ラグ部ピンは両方から刺し込まれたタイプですが。片方が抜け落ちて紛失されました。

ピンを通して頭を出し込んだだけの構造です。

左は既製のピンの頭のみを取り付け見ますが、左右アンバラン。これは採用出来ないでしょう。

既製のピンを差し込んでみますが、オリジナルよりも小さくなります。これはご辛抱頂くしかありません。

差し込んだ単体側に頭を取り付けます。既製のピンは差し込み式では無く「ネジ式」です。

上が交換した側、下がオリジナル。これでも問題ありませんが、上下でアンバランス。

これが気にならない方なら、これでもOKです。

ただ、オリジナルの頭を爪でかけて引くだけで、簡単に抜けて来ます。これでは心配で使えません。

これで両方を交換。元よりも小さいピンですが使用には何ら問題はありません。 送料2.000円ってところですか。デザインを損ねたと言えるこの修理。完成図が無い為に「お断り」する事も多いですが、これで写真サンプルが出来たのでご了承を得やすくなりました。
「完成写真も無い状態で、任せて頂きまして有難うございました。」
(もうひとつラグ部ピンのお預かり例がありました)

時計の到着のお連絡を頂きまして。 後から「お断りパターンのご依頼」と知られまして。

お客様:
昨日届き、本日お振込させていただきました。
この度は、直していただき、ありがとうございました。
依頼してはいけない内容だと分からず、依頼してしまい、大変申し訳ありませんでした。

店:
「いけない内容」でも無いですが、ようはお客様が
納得して頂けるなら問題は無しです。
今回のパターンは、納得されない方が多いご依頼内容なだけに。
躊躇うわけですが終わり良ければ全て良しという事になります。

至ってスムーズに流れて後味も良く、終了致しました。こういう方ばかりなら「断りパターン」は無くなる訳ですが、現実はもう大変!(^_^)v

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可