HAMILTON Khaki 電池交換メンテナンス
2017.8.24お預かりのHAMILTON Khaki 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
バネ棒が外れないので破損覚悟で取り外して欲しいというご依頼です。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
バネ棒は外せましたがはやり破損致しました。
ケースの内側もチェックしますが痛んだ箇所はなく。
バネ棒が錆びていたのであってケース側は、そのサビが付着したのみですから洗浄で綺麗になるでしょう。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
バネ棒はオリジナルとは違いますが装着。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。