Hunting World Sportabout 電池&ガラス交換メンテナンス

2020.7.24お預かりのHunting World Sportabout 電池&ガラス交換メンテナンスです。
今回、流れからお預かりが長くなりまして申し訳ございませんでした。

竜頭の動きをチェックして。

文字盤をクルリと回せば磁石が出て来ます。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。洗浄コースで「なるべく綺麗に」というご依頼ですが、元からが綺麗な状態。しかもツヤ消し仕様ですから洗浄してもあまり変わり映えしないでしょう。
汗と皮脂でコテコテならかなり変わり映えしますが。

微調整位置をチェックします。

ラグ部のバネ棒を外しますが、片方壊れており後で交換します。

ラグ部の汚れもチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。綺麗な状態、それよりもガラスの傷が目立ちます。

先ずは洗浄の為に磁石を外します。

本来はこのモデル、ガラス交換までは受けておりませんが、それはガラスは既製品ですが注文は出来てもガラスパッキン(写真で白く見えるプラスチック)が外したが為に再利用できなくなる。そうなるとパッキンの既製で代替えが無くガラスが装着出来なく可能性がある為です。
ところが同時期にガラスの注文をする用が発生し。またパッキンの再利用は可能な状態と思いましたので「ガラス交換」する事にします。
元から「なるべく綺麗に」というご依頼があったからですが。費用重視の方ではご提案もしません。

ガラスサイズを測ります。あとは納期の猶予がある方で無いとガラス交換は受ける事が出来ませんが条件はクリアでガラスの注文をします。

土日も挟み4日待って頂いてガラスの到着。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

ガラスも交換しかなり綺麗になった感じになります。このページのURLをお知らせ頂いたらこのモデルの「ガラス交換」も受付可能とします。
今回「ガラス交換で3.000円追加」ですが、ガラス交換だけご依頼されても困ります。
ガラス交換には洗浄も必須ですから「ガラス交換のみなら5.000円となります」
また「ガラス・パッキンの状態によって」受付不可もあり得ます。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可