LONGINES Presence 電池交換メンテナンス
2019.7.6お預かりのLONGINES Presence 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
開け口が欠けておりますが、このモデル。それだけ開けるのが堅いと言う事です。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
作業の前に電池を入れて動作確認。動作確認出来たので洗浄作業に移ります。
パッキンを外そうとしたら欠けました。
かなり硬化しておりゴム素材ですが割って外します。これでは防水機能は殆ど無かったでしょう。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。動作しておりますので時間を合わせて遅れなどで無いかチェックします。
ケースの内側もチェックしますがサビは無く。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
裏蓋はサビを落として洗浄は完了し。パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻します。
パッキンが新しくなった分、裏蓋を閉める作業が難渋するでしょう。
手では閉まりませんからプレス器で締めます。
時間が合っているのを確認して電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。