SWISS ARMY 電池交換メンテナンス
2018.6.13お預かりのSWISS ARMY 電池交換メンテナンスです。
全体の汚れもチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
作業の前に電池を入れて動作確認。
竜頭の裏側と竜頭パイプの汚れもチェックします。
これが取り出した文字盤＆ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
「パッキン交換」もご依頼ですが、手持ちのもので入れ替えると細いのか簡単に閉まります。
かといって太い物にすれば裏蓋をプレスしても、キツイ感じで。
無理矢理に押し込むわけにもいかず、結局は元のパッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
劣化して居れば別ですが、この程度の劣化は機能的にも問題無いでしょう。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。