Tiffany & Co ATLAS電池交換メンテナンス

2019.5.14お預かりのTiffany & Co ATLAS電池交換メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。TAG HEUER2017年にもお預かりですが今回は、かしめ修理のご依頼です。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに両開きバックル。

バックルの汚れなどから洗浄したら綺麗に映えるでしょう。

ブレスの取付向きをチェックします。

バネ棒も洗浄します。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ブレスごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

そして「かしめ修理」ですが緩んでいるのは一カ所。ただこれ以上はかしめようが無い状態で。接着剤補強到着致します。そのためには汚れが付いていては接着剤が効かず綺麗に洗浄する必要があります。tころがラグ部のバネ棒が片方はずれない。

外れないでは修復も不可ですから。

結局、ムーブメント取り出しで丸ごと洗浄してバネ棒を外す事が出来ました。

コマとコマの隙間に強力な接着剤を流して固定します。

ついでに目盛りの数字に墨入れも。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

バネ棒は新品に交換しておきます。

接着剤が流れてコマ同士の動きが固いカ所もありますが、使っている間にスムーズになってきます。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可