TISSOT Touch Expert 電池交換メンテナンス

2018.3.22お預かりのTISSOT Touch Expert 電池交換メンテナンスです。

プッシュボタンの動きもチェックして。

チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

バックルの汚れもチェックして。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。この4本のうちの1本が回らないという事でお預かり。

確かに回してみても固くてまわりません。頭が折れたら終わりですからメーカーへ出す事をお勧めと。一か八かの作業になることをお知らせして、ネジに潤滑油を注して、一晩置きます。

翌日、回してもネジは動きません。このネジは大きさの割にネジの溝が広く。
時計用のドライバーでこの幅は溝が細いドライバーしか無い。
そこでドライバーを一つ潰して溝の幅に合わせて削ります。
それでやっと回す事が出来た感じですが、クルッ!と回った瞬間。
ヒヤッ!としてドライバーの刃先の感覚に集中すると折れていない様で一安心。

1本だけ錆びているのが分かります。

裏蓋の裏側もチェックして。この裏蓋は押さえる役目です。

この中蓋が防水機能を果たす役目をしております。

中蓋を外すと・・・最近見た記憶が・・・。こちらと同じですね。

これがムーブメントですがムーブメント取り出しはしません。電池交換のみ対応致します。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。元々が正常動作ですが。

中蓋は裏側に端子が出ているので洗浄が出来ませんから汚れを拭き取るのみ。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

ネジは洗浄して綺麗になりました。

時間を合わせて電池交換完了ですがシンクロがどうだったか?

デジタルとアナログをシンクロさせてカレンダーを合わせて発送となります。
裏蓋ネジが固くて回らないというご依頼ですが、リピータ様ですから受けました。
初の方ではお断りする確率が高いでしょう。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可