WENGER 77003 電池交換メンテナンス

2019.12.2お預かりのWENGER 77003 電池交換メンテナンスです。
こちらと同じで一旦はお断りのお預かり。

3本届いたうちの1本。

こちらはキズ防止フィルムでは無く、湿気で曇っております。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

時計は未使用に近く、これだけ曇るというのはパッキン交換云々では無く。使い方が規格オーバーです。

スクリューバックですが過信は禁物。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。ムーブメントには湿気はありません。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。元から汚れも無く未使用に近い状態。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。こちらもパッキンに傷みや劣化も無く交換する意味がありませんから、元のパッキンの再利用です。このスクリューバックは太い物に替えても防水機能は変わらないでしょう。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ガラスの曇りもスッキリしたところでゼロ位置合わせが必要です。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可