SECTOR SGE650 電池交換&洗浄
2020.3.2お預かりのSECTOR SGE650 電池交換&洗浄コースです。
4本届いたうちの1本で、他の3本は「こちら」
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
弓環を外してラグ部の汚れもチェックします。
バックルの汚れもチェックします。「「洗浄の有無は任せるコース」で受け付けましたので、この時計は洗浄が必要でしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。さて数字の墨入れもご依頼ですが、この数字部分の溝が浅いので上手く塗料が乗るかどうか?
乗りにくいですが、何度かやり直すことで見た目の体裁は保っております。
イマイチ、シャープさがありませんが、これで限界です。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。