G-SHOCK3・PRO TREK・WICCA・HERMES電池交換

2022.7.25お預かりのG-SHOCK3・PRO TREK・WICCA・HERMES電池交換です。

6本届きましたので一緒にこちらで紹介です。全て洗浄コースご希望ですが難しいかも?

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

バネ棒は洗浄します。

ウレタン・バンドの凹みの部分の汚れが気になりますから洗浄します。

裏蓋を開ける準備が出来ました。

裏蓋の裏側もチェックして。湿気の痕跡があります。

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っております。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。センサー部分がありケースとのジョイントが外せず。ムーブメント取り出しは断念、よって洗浄は無しです。

外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

ネジやバネ棒は洗浄して綺麗になりました。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

表示確認してプッシュボタンの動作確認。

ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換完了です。

次はPRO TREK電池交換です。こちらはブレス無しで到着。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭周りの汚れが凄いですから洗浄をしたですが。

これもムーブメント取り出しに無理が有り断念。

竜頭と竜頭パイプの汚れは落としておかないと湿気が溜まります。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

竜頭は洗浄して綺麗になりました。竜頭パイプはブラシで出来る限り綺麗に。

外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋やネジも洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

時間を合わせて電池交換完了です。

次はPRO TREK。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

ネジは洗浄します。

裏蓋の裏側もチェックして。

リセット方法が書いてあります。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

ケースの汚れは拭き取り綺麗になりました。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋ネジは洗浄して綺麗になりました。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

時間を合わせてプッシュボタンの動作確認。

これも状態から洗浄コースは不可でした。

次はG-SHOCKですが状態がかなり悪いです。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。ケースはプラスチックではなくステンレスですが。

ベルトのジョイント部分が硬化ウレタン。方は方が外されておりバネ棒がありませんが。亀裂が入っており洗浄したら加水分解を起こすでしょう。

取付てある方ですが、恐らくバネ棒がサビで固着し伸縮しないので外せなかったものと。

ベゼル・カバーをステンレスのプロテクターで固定してありますが、外すにはめくるように引きますから、ベゼル・カバーが割れるでしょう。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

更に絶縁ゴムのスペーサーが覆っておりますから取り外し。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェクして動作確認。内部は綺麗な状態。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

付いているバンドはもう使い物になりませんから。せめて交換出来るように取り外しだけしておきましょう。

加水分解寸前ですから力を入れると簡単に崩壊していきます。

これでバネ棒が見えましたので。

外しますがこれが厄介なさぎょうになります。

時計は時間合わせも出来て問題ありません。

バネ棒は外しておきましたので、このモデルなら普通のウレタン・バンドでも装着可能でしょう。

次はWICCA 電池交換メンテナンス。これは洗浄可能でしょう。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けると電池が入っておらず、これは不動パターン。

ムーブメント拡大。ダメージは感じず電池を入れて見たら動き出しました。

竜頭の裏側と竜頭パイプも、チェックします。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して動作確認。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

次はHERMES電池交換メンテナンス。

裏蓋は4本ネジで留まっていてサイドからネジで固定。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。

竜頭の裏側と竜頭パイプの汚れもチェックします。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

色の濃い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。

ネジは洗浄します。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

竜頭の裏側も竜頭パイプも洗浄でここまでは綺麗に。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックしますと液漏れがあったのか粉が付いております。

マイナス端子も粉がビッシリ。

見える範囲で拭き取りますが、やはり電池を入れて動作確認は不可。

注油して強制運針器に掛けて何周か回します。動き出しましたが、翌日は止まっており、再度、強制運針器に掛ける事を3日繰り返します。

動くには動きますが数時間ごとに止まりますから時計としての精度は求められず。分解修理しかありません。が分解修理していたら数万円は掛かるでしょう。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可