CASIO G-SHOCK AW-500/380 電池交換メンテナンス
2021.3.12お預かりのCASIO G-SHOCK AW-500/380 電池交換メンテナンスです。
アナログの時間は合っており、デジタルも表示は薄いですが時間は合っております。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベゼル・カバーのネジは洗浄します。
ベゼル・カバーを外して、その下のスペーサーゴムも外し洗浄します。ウレタン・バンドとともに充分な弾力があり洗浄は問題無いでしょう。
ベゼル・カバーを外せば汚れが溜まっております。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。電池押さえの板に粉が付着しておりますが液漏れは大丈夫か?
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
プッシュボタンの内側は問題無いですね。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
洗浄で保護シールが浮いて来ましたので、そろそろ剥がして置いた方がよいでしょう。
シールの糊は除去しておきます。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
電池の液漏れの影響で金属部分が錆びて粉を吹いております。
反対側は異常は無し。
粉を拭き取っておきます。
電池格納部をチェクしますが意外に綺麗な状態。電池押さえの板は洗浄しておきます。
電池を入れて動作確認。全文字表示しますのでリセット。
外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
スペーサーやベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
スペーサーを装着して。
ベゼル・カバーネジも洗浄して綺麗になりました。
ベゼル・カバーを装着。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になりました。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。