CASIO G-SHOCK DW-5000/1545
2017.6.6お預かりのCASIO G-SHOCK DW-5000/1545電池交換メンテナンスです。
ついでにウレタン・バンド交換のもご依頼です。
ウレタン・バンドは同梱頂けましたら交換はサービスです。
ウレタン・バンドが加水分解で折れております。
遊び革の状態もチェックしますが異常はなく。オリジナルの遊び革は金属ですからこちらの方が丈夫でしょう。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
交換しますが軽く洗浄しておきましょう。
バネ棒も交換バンド一緒に入っておりましたが、元のバネ棒も
まだ洗浄で充分使用出来る状態です。
ラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベゼル・カバーを外さないと洗浄に進めませんが、既に加水分解で割れております。
反対側も割れております。
こちら割れてはおりませんが亀裂が入っており崩壊寸前。
一箇所は異常はありませんが外した瞬間に亀裂が入るでしょう。
できれば交換用の「ベゼル・カバー」も入手頂いた方が良かったです。
ベゼル・カバーのネジは洗浄します。
ベゼル・カバーを外せば汚れが目立ちます。これは洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っております。
これがムーブメントで。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ベゼル・カバーですがこうなるのは必至の状態にあります。
かといって外さなければ洗浄も出来ず、バイスにセットする圧力で粉々になるでしょう。
洗浄して綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
表示確認してELライト点灯確認。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
バネ棒やネジも洗浄して綺麗になりました。
交換用に同梱のウレタン・バンドを取り付けます。
ベゼル・カバーのネジが効いている方は隙間無くピッタシ。
ベゼル・カバーの端が割れていた方は段差と隙間が出来ます。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。