CASIO DW-5600/901 電池交換メンテナンス

2022.6.10お預かりのCASIO DW-5600/901 電池交換メンテナンスです。
前回と同じモデルのご依頼で今回はベゼル・カバーも同梱です。問題はベゼル・カバー固定ネジが固着と言う事で外せるか?

バネ棒は片方ありません。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

ラグ部のバネ棒が固着して外れませんから強引にいきます。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

パッキンは潰れて平たくなっており交換します。

これが取り出した液晶&ムーブメント。

こちらは液晶側。

ウレタン・バンドは洗浄します。

ケースの内側もチェックして。

強引にいったのでバネ棒は潰れました。

パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

問題無く表示しました。

ベゼル・カバーネジですが結局3本は外れましたのでベゼル・カバー取付は問題無く。
右の上側だけは外れませんでしたが、無理に回しても簡単に折れます。潤滑油を浸透させておりますので数日したら回るかも?ですね。

バネ棒は2本交換しバンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可