CASIO G-SHOCK DW-6900FS/1289 ガラスの曇り取り
2022.2.1お預かりのCASIO G-SHOCK DW-6900FS/1289 ガラスの曇り取りです。
見た感じでは文字盤の曇りでは無く、ガラスの曇りですが。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントですが湿気の痕跡は無く。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。液晶にも曇りの痕跡はありません。
ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
ガラスの脱着にはベゼル・カバーを外します。この汚れは拭き取ります。洗浄も可能ですが外す時にプッシュボタンの穴が切れましたから弾力が弱く、加水分解が近い。よって拭き取りだけにします。
拭き取り完了、アルコールで拭けばもっと綺麗になりますが危険ですからやめておきます。
さて上手くガラスが抜けますか。
よく見ると「文字盤だけが外れるタイプでは?」。
その前にケースの汚れも目立ちますので。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
やはり文字盤だけが外れました。ネバネバしておりウッカリ触ると指紋や毛羽だらけになりますので、迅速さが要求されます。ただ文字盤は曇っておらず。
ガラス側のみ曇っております。このパターンが殆どですが文字盤の表面の塗料か何か?変質して気化して発泡するのだと思います。
ガラスの曇り取りで綺麗になりました。
文字盤を装着してスッキリ。ケースも洗浄して綺麗になりました。
ムーブメントを戻してプッシュボタンのチェック。
ベゼル・カバーとバンドを取り付けガラスの曇り取り完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。