CASIO G-SHOCK DW8200-1294 電池交換メンテナンス
2018.6.10お預かりのCASIO G-SHOCK DW8200-1294 電池交換メンテナンスです。
ガラスの曇が気になりますから後で拭き取ります。
プッシュボタンの動きもチェックして。
遊び革の状態もチェックします。遊び革のみ交換されているようです。
反対側ですが。
柔らかさも十分ですから加水分解というよりも使い傷みです。ただ洗浄すると加水分解が進むでしょう。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
バネ棒も錆びておりますが表面だけですから洗浄します。
ベゼル・カバーの内側もチェックします。
ケースの汚れもチェックします。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
バネ棒やベゼル・カバーネジも洗浄して綺麗になりました。
黒い物の上に置けばガラスがいかに曇っていたかがわかります。
綺麗になったケースに文字盤を戻して。
曇りを拭き取ったガラスを戻します。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。これも加水分解を招きますから洗浄は30秒のみ。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ウレタン・バンドも長く洗浄すれば加水分解が進みますから。
30秒のみ洗浄し綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。