G-SHOCK DW8400/1289 ベゼル・カバー加工取付

2021.5.10お預かりのG-SHOCK DW8400/1289 ベゼル・カバー加工取付です。またガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。

6本届いたうちの1本で、あとは「Baby-G」 「SEIKO 7431」 「TAG HEUER」 「NINA RICCI」 「LONGINES」

文字盤さえ外す事が出来ればガラスは拭けるでしょう。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

ベゼル・カバーは「DW6900」用らしく。どうやって装着?です。DW8400用はもう在庫が無いそうでネットの情報で6900用が使えると情報を得られたそうです。

外径などは近く問題は無さそうです。

ウレタン・バンドを外します。

ベゼル・カバーを被せてみますがプッシュボタンが埋もれて押せません。

ネットの情報ではプッシュボタン上下の凸を削り落とせば取り付けられたとの事です。

裏蓋の裏側もチェックします。

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。

これがムーブメントで。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

問題なく表示しました。

ムーブメント取り出し。

こちらは液晶側。

ケースの内側もチェックして。綺麗な状態です、問題は文字盤が外せるか?

長年の圧迫で密着しており苦労しましたが外せました。

黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。この曇りが拭いた程度では取れずアルコールで擦って何とか落とせました。

さて次は問題のケースを削ります。

普通にバイスに固定して手ヤスリで削っていきます。

かなりの量を削る事になります。

ここまで削っても少しベゼル・カバーが浮きます。

先ずは全体的に削ります。

如何ですか?微調整してピッタシ収まっております。プッシュボタンの穴の位置もピッタシ。ラグ部のネジ穴はずれておりネジは無しで使用する事になります。

次にプッシュボタンを戻します。

ケースにムーブメントを戻して外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

曇りも取れてスッキリしました。

ベゼル・カバーの装着。プッシュボタンの引っかかりのみで留まっております。

少し引っ張っておりますが問題は無いでしょう。

純正では無いのでベゼル・カバーを付けてしまうとウレタン・バンドが装着出来ず。一旦ベゼル・カバーは外します。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。確かに規格外でありますが分かりません。プッシュボタンも前面のプッシュボタンも効きますのでクリア!DW8400の6900仕様完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可