G-SHOCK DW9000-1647-2 電池交換メンテナンス
2017.11.2お預かりのG-SHOCK DW9000-1647-2 電池交換メンテナンスです。
3本届いたうちの1本ですが「TAG HEUER」 「G-SHOCK」3本とも「長期間放置」の痕跡が残る状態ですが動くのか?
プッシュボタンの動きもチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトは引き通しバンドですから引き抜きます。
バンドに湿気が溜まった状態のまま放置してあったのか、裏蓋までが錆びております。
ラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
洗浄作業に進む前に電池を入れて動作確認。
反応はありますからリセットして。
表示致しましたので作業を進めます。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックして。
ベゼル・カバーも外して汚れもチェックします。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
洗浄したケースにベゼル・カバーの取付。
外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋ネジも洗浄して綺麗になりました。
若干のサビは残りますが、全体的にツヤが出て綺麗になりました。
キャリバーも何とか読み取れるくらいに。
ウレタン・パーツも洗浄して綺麗に。
ベゼル・カバーネジやバネ棒も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
表示確認してELライト点灯確認。
ベルト通しも洗浄は完了し。
これでも洗浄器で洗浄した後です。
ベルト通しを取り付けて。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。