CASIO G-SHOCK DW9298/1845 電池交換メンテナンス
2017.10.28お預かりのCASIO G-SHOCK DW9298/1845 電池交換メンテナンスです。
ブレスはありませんが、既製の引き通しバンドで対応すると言う事でご依頼です。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部の汚れもチェックします。
この状態は「要・洗浄」ですから電池交換&洗浄3.100円コースになります。
ブレスのガイドを取り外し。
ラグ部の汚れもチェックします。
ベゼル・カバーも外して汚れをチェックします。若干の加水分解の症状が見られますから
洗浄は短時間で行う必要があります。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックして。
ゴムのスペーサーも取り外し。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄ですが、パッキンが伸びており再利用は不可ですから。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
表示確認してELライト点灯確認。
バネ棒やベゼル・カバーのネジも洗浄して綺麗になりました。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
裏側も綺麗になりました。
ベゼル・カバーの装着。この時にベゼル・カバーが割れる事がありますが無事に装着できました。
ベルトガイドも洗浄して綺麗に。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ガイドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。古いG-SHOCKは洗浄しても変わり映えしない物が多い中、やはり金属部分が多いせいでしょうか、洗浄して非常に綺麗になった稀な1本です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。