G-SHOCK GIEZ G500/1789電池交換メンテナンス
2018.9.24お預かりのG-SHOCK GIEZ G500/1789電池交換メンテナンスです。
6本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。プッシュボタンの動きが悪いということでご依頼です。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
この汚れ具合からは洗浄した方がよいでしょう。
バネ棒も洗浄します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベゼル・カバーのネジも洗浄します。
ベゼル・カバーを外して汚れをチェックします。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
更に電池が覆っておりますから取り外しましょう。
スペーサーを外して。
絶縁フィルムも取り外します。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
プッシュボタンですがパイプの中までサビが回っております。
プッシュボタンも洗浄します。
サビで固着して板感じです。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ELライト点灯確認で、プッシュボタンが軽くなった事がわかります。
ベゼル・カバーやウレタン・バンドも洗浄して綺麗になりました。
ベゼル・カバーネジと、バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。