G-SHOCK GS-500/1789 電池交換メンテナンス
2017.7.15お預かりのG-SHOCK GS-500/1789 電池交換メンテナンスです。
古い時計で先にお振り込みとは。動かなければ厄介になります。
竜頭の動きをチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
バネ棒は錆びており洗浄します。
ウレタン・バンドの汚れもチェックして。洗浄代金を振り込み済みですから洗浄します。
次はベゼル・カバーを外します。
ベゼル・カバーのネジも洗浄します。
ベゼル・カバーの裏側もチェックしますが綺麗な状態。
ケースも目立つ汚れもなく綺麗です。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っております。
更に電池が覆っておりますから取り外しましょう。
絶縁フィルムとスペーサーも取り外し。。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。汚れやサビも無く綺麗な状態。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
ELライト点灯確認。
ベゼル・カバーの取付も完了。
バネ棒やベゼル・カバーのネジも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
この先の写真ですが、来客と。レターパック投函時間の関係で撮影するのを省略致しました。
G-SHOCKのデジタルは今でも電池を入れれば動く出す物がほとんど。
アナログでこの年代のものは、殆どが動かないですが。
これだけ状態が良いと問題無く動くものだと。
それにこのG-SHOCKはベゼル・カバーもウレタン・バンドも加水分解の雰囲気も無い。
加水分解の症状は時計の内部の状態を示すバロメーターかも知れませんね。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。