GW-5000/3159 金属ベゼル・カバー&ベルト交換

2021.5.29お預かりのGW-5000/3159 金属ベゼル・カバー&ベルト交換です。

交換用の金属ブレスト金属ベゼル・カバー同梱で到着。

まずはウレタンのベゼル・カバーを外します。交換だけでは悪いので洗浄も。というご依頼ですが汚れは無く。ソーラーですし無理にムーブメント取り出しも避けたいところ。

重厚なズッシリ重いベゼル・カバー。

構造的には問題無さそうです。

乗せてみますがピッタシ。

ベゼル・カバーの黒いネジも専用ですが、微妙にネジ穴の位置がずれてり装着は少し難しい。おそらく個体差によるとところが大きいかと。

交換用金属ブレスも同梱、まだフィルムが貼ったままです。

専用のバネ棒も付いており。この爪を掛けて伸縮させる初心者用バネ棒が付くくらいだから簡単と思いきや厄介でした。

フィルムの厚み分でバネ棒が通らない。

次はベゼル・カバーが当たって入らないので外します。

結局、分かったのはピンクの線が「バネ棒の穴の上っ面」ですがここにバネ棒の中心がきます。詰まりはバネ棒を湾曲させないと入りません。ところがバネ棒が太すぎて無理でした。

仕方が無く細いバネ棒の交換します。

すると簡単に入りすぎます、問題はありませんが強度の観点からなるべく太くしたい。なんと言っても「金属ブレス」ですから掛かる力が違います。

再度、外します。

こちらに交換、少し湾曲させる程度がベスト。

取付出来ました。

後からベゼル・カバーを装着。ネジ穴の位置がベルト装着分ずれます。

ベルト調整は聞いておりませんが、コマの両サイドから突いてみると伸縮しますから「バネ棒」が入っておりますので簡単でしょう。

ベゼル・カバー&ブレス交換完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可