CASIO G-SHOCK MRG-100/1569 電池交換メンテナンス
2023.4.16お預かりのCASIO G-SHOCK MRG-100/1569 電池交換メンテナンスです。
文字盤の黒ずみ取りもご依頼です。あまり受けたく無いご依頼でもありますが、それが取っても文字盤にキズが付くのでクレームが嫌なだけです。クレーム言われてもどうしようもありませんけどね。
微調整位置をチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っておりますが電池がありません。電池交換しても不動のパターンなので、嫌な雰囲気ですから先に電池を入れて動作確認。
問題ないようです。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックして。
先ずはベゼルを外します。
ガラスと、パッキンも外して汚れもチェックします。
ベゼルのパッキンが二枚仕立て。
文字盤の黒ずみですがシルバーの文字盤と白いプラスチック部分を黒い両面テープで固定しているので表に溶けて染み出てきます。それをドライバーで削り落としていきますが、どうしてもキズが付きます。マスキング等して作業すれば良いのですが料金は倍になりますので、そのまま行きます。
どうしてもドライバーが滑りますからキズは付きますが「ぱっと見」でヨシとしてください。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースに文字盤とガラスパッキンを戻して。
ガラスを装着。
ケースの内側もチェックして黒いゴムパッキンを戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
あとはベゼルを戻し。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。