G-SHOCK MRG120/1739 電池交換メンテナンス
2021.4.13お預かりのG-SHOCK MRG120/1739 電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本で、もう1本は「こちら」
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れもチェックしますが綺麗な状態。
まずはプロテクターを外します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
更に電池が覆っておりますから取り外しましょう。
電池格納部をチェクして、作業の前に電池を入れて動作確認。動作致しましたが洗浄後、同じ様に動くかどうか?不動になると「修理対応は不可」ですから諦めるしかないムーブメントです。(探せば対応頂ける店もあるとは聞いておりますが、こちらでは紹介出来る店もありません)
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
パッキンが伸びており交換するしかないでしょう。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
耐磁プレートを乗せて。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
プロテクターを取付。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
ELライト点灯確認。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。