CASIO G-SHOCK MRG210T-1673 電池交換メンテナンス
2020.1.20お預かりのCASIO G-SHOCK MRG210T-1673 電池交換メンテナンスです。
2015年にもお預かりのG-SHOCK。
2本届いたうちの1本で、他の1本は「こちら」。
プッシュボタンの動きもチェックして。
チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。
微調整位置のバネ棒が飛び出ておりますが穴が摩耗して大きくなっております。
バックルの汚れは洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
プロテクターも外します。
ブレスを外したいですが固くて抜けませんからこのまま洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックします。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。こちらのパッキンは潰れてはおらず、またこの太さは持ち合わせていないので再利用です。余程、傷みが激しい場合は若干、細い物でも交換致しますが。
洗浄で割りピンが抜け出たものがありますので、ピンを抜いて摩擦を大きくして戻しておきます。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。