G-SHOCK MTG-120/2310 電池交換メンテナンス
2018.823お預かりのG-SHOCK MTG-120/2310 電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。もう1本のロンジンをこのG-SHOCKと同じサイズにという事で。
G-SHOCKは18センチ。
ロンジンは17センチですから2コマか?
まずはG-SHOCKお電池交換です。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部の分解。バネ棒で留まっております。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
電池はCR2016。
ベゼル・カバーを外します。
パッキンを外して見ればベゼル・カバーは飾りで有る事が分かります。
これがムーブメントで。
絶縁フィルムもは取り外し。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
裏蓋を閉めて竜頭パイプに詰め物をして、まるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
耐磁プレートを戻してパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
lこれがキャリバー。
ベゼル・カバーの下も綺麗になったところで。
ベゼル・カバーを戻しますがプロテクターが外されており、隙間が空いている分カタカタ音がします。
一緒に洗浄したプロテクターとバネ棒、ベゼル・カバーネジです。
ベゼル・カバーは洗浄して綺麗になりました。
ネジにメガネ用のプラスチック・ワッシャを入れておきましょう。これでカタカタ音は消えるでしょう。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。