CASIO GIEZ GS-300SF/2301 電池交換メンテナンス
2020.11.24お預かりのCASIO GIEZ GS-300SF/2301 電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本で、もう1本は「こちら」
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
この汚れは洗浄するしか無いでしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部のネジも洗浄します。
ラグ部の汚れもチェックして。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックします。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
目盛リングは外れる構造にはありません。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
表示確認してプッシュボタンの動きをチェックします。
ラグ部のネジも洗浄して綺麗になりました。
外したパーツを戻します。
カレンダーは「1995年」から始まります。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。