CASIO ダイバーMD721/394 電池交換メンテナンス

2021.2.24お預かりのCASIO ダイバーMD721/394 電池交換メンテナンスです。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

ラグ部のバネ棒が折れ込んで埋まっております。

角度によってはドライバーで引っ掛けて外れそうにも見えますが外れません。となれば注油して置いて、それでもダメなら洗浄となります。それでもダメならドリルで掘るしかありません。

裏蓋の裏側もチェックします。

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。

これがムーブメントで。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ガラスと回転ベゼルの隙間はホコリがビッシリ。これは洗浄で綺麗になるでしょう。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

洗浄しても外れずダメかと思って触っていたら簡単にポロリ!と。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

バネ棒を装着して時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可