オシアナス OCW M-700/4749バネ棒固着
2021.5.26お預かりのオシアナス OCW M-700/4749バネ棒固着抜き。
片方が外れて到着ですが。バネ棒の先端が朽ち果てて崩壊した感じです。
ラグ部にバネ棒の先端が残っていれば厄介な作業になりますが。
問題無いようです。
問題は「弓環側」に固着状態で残ったバネ棒。
先ずは潤滑油を浸透させて数日、染みこませるしかありません。
外れていない方もチェックしますが、固着状態。
24時間置いてチャレンジしてみました。打ち抜いた様に見えますがバネ棒のパイプのみ残っております。
格闘の末抜く事が出来ました。
反対側も作業しておけば良いですが。今のところ崩壊することは無さそうです。
ココまでは固着を解消しましたがケースごとの洗浄を行わないと難しく外すには至れません。自然に外れるのを待つ方がよいでしょう。
洗浄でここまでは綺麗になりました。
ブレスごと洗浄しましたがサビがにじみ出てきました。
バネ棒は太い物で交換。
バネ棒交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。