カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/1952/BGM-101の電池交換
カシオ腕時計(CASIO)Baby-G/1952/BGM-101の電池交換です。ベルトと腕時計本体のカラーコントラストが印象的。
このタイプの腕時計はベルトが裏蓋を覆っておりますからベルトを取り外さないと電池交換の作業が出来ません。腕時計を横から見るとベルトは通してあるのみの様です。
”引き通しバンド”(ベルトが上下一組では無い1本になったベルト)ですから引き抜くだけですね。このタイプの腕時計はベルトを外しても更にラグ部のゴムが裏蓋を覆っておりますからこれも外します。外し方はバネ棒で留まっているのみですが、意外にこの位置のバネ棒は外しにくいのです。また外すよりも戻す方が難しいですから覚悟が必要です。
パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をしますから、どちらの面が上であったかも記憶しておいてください。パッキンに裏表は無いですが新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。
スペーサーをめくりますが。おや!小さな電池が。Baby-Gはリチュウムの大きな電池が1個入っているのが普通です。この小さな電池が時計用。大きな方がライト用です。
電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手間に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。こちらから見ると分かりやすいですか?
この大きな方の電池は「ライト用電池」ですが、良く見て頂くと「SR1120W」と書いてあります、普通のアナログ用の酸化銀電池なら「SR1120SW」となりますから品番が違おります。
この「S」が無いのがライト用ですから注意が必要です。デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。
リセットして始めて表示が出ます。腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。
時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、
電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまって
ボタン位置がずれている可能性があります。
「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」
カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.8修正