Baby-G BG-380の電池交換

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380の電池交換修理です。写真が逆さまですが(;^_^A 腕時計の表示がされておりませんから電池が消耗しております。先ずはベルトを外しますがドライバーが必要になります。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380ラグ部

このタイプの腕時計はベルトが裏蓋を覆っておりますからベルトを取り外さないと電池交換の作業が出来ません。

このタイプの腕時計はベルトを外しても更にラグ部のゴムが裏蓋を覆っておりますからこれも外します。外し方はバネ棒で留まっているのみですが、意外にこの位置のバネ棒は外しにくいのです。また外すよりも戻す方が難しいですから覚悟が必要です。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380裏蓋

裏蓋はカシオ腕時計お馴染みの4本ネジで留まっているタイプ。このネジを外す時は入っていた位置を記憶してください。何故かと言えば全く同じ形状のネジですから何処に入れても同じ様に思おります。しかし閉め込む相手がプラスチックのケースです。私の経験からこのネジを違った位置に入れるとドライバーで閉めた時にネジを奥まで入れても回転が止まらずに閉まらないネジが有る場合があります。

腕時計の裏蓋を開けた時に防水パッキンが腕時計のケース側に残っている場合と”裏蓋の裏”に付いている場合があります。もし”裏蓋の裏”に付いていた場合は必ず外して腕時計のケース側に収めてください。

 

パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をしますから、どちらの面が上であったかも記憶しておいてください。パッキンに裏表は無いですが新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380パッキンが!

何だ!このパッキンのはみ出しは!(☆。☆)先に外したベルトのパーツに覆われてましたから気が付かなかった訳ですね。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380ムーブメント

あれだけはみ出せばやはり、ムーブが少しくすんでおりますので湿気が入ったようです。カシオの腕時計でもG-SHOCKやBaby-Gは”タフな腕時計”で有名になっただけに、使い方もハードにな方が多いです。よって裏蓋を開けると腕時計のケースの縁が汚れている場合が多いです。

デジタル腕時計ですから当然”歯車”は入っておりません。よって作動すること自体に埃の影響は少ないです。ただ一応は拭き取らないと裏蓋を閉めた時に腕時計のケースと裏蓋に埃が挟まって隙が出来ると防水性能に影響が出ます。

また埃が付いたままでは、そこに湿気が停滞します。それでは腕時計の裏蓋周辺部が常に湿気た状態になりますから掃除は重要です。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380電池

電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手間に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。


カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380リセット

デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。

カシオ腕時計(CASIO)Baby-G BG-380表示確認

腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.8修正