カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW-6900/1289電池交換
カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW-6900/1289電池交換です。腕時計の表示がされておりませんから電池が消耗しております。
裏蓋はカシオ腕時計お馴染みの4本ネジで留まっているタイプ。カシオの腕時計でもG-SHOCKやBaby-Gは”タフな腕時計”で有名になっただけに、使い方もハードにな方が多いでがこれはかなりハード。
汚れを落として蓋を開けると裏にもサビが。でもパッキンの内側が汚れていない所からパッキンが効いているのがよく分かります。ただネジはパッキンの外側ですから錆びサビ!
見事にパッキンでムーブが守られておりますね。先ずはゴムのスペーサーを外しますが、これはピンセットで摘み出すのみ。慣れていないとスペーサーの入っていた向きが分からなくなりますから、外すときには良く見て記憶しておいてください。スペーサーの向きを間違って裏蓋を閉めれば隙が出来て防水性能に影響が出ます。
本来ならそのまま電池交換の作業に入りますが、ここまで汚れると掃除するしかありません。ムーブを取り出しますが、これは簡単。この様にピンセットを差し込んで起こせば。
ムーブメントがポロリと出て来ます。これがムーブメント横からの図!
ムーブメント正面からの図!必死で磨いてもこれが限界ですね。
中のボタンは綺麗ですし、プッシュしてみればスムーズに動きますからボタンの修理は必要が無いようです。もしこのプッシュボタンが汚れで動かない場合は腕時計修理コーナーの
デジタルのボタン操作が出来なくなりました。をご覧ください。
右側写真も問題なし。あとは電池交換の為に取り出したムーブをケースに収めます。この時にムーブのプッシュボタンが当たる位置を確認しながら装着します。
電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手前に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。
電池を摘み出すのみ。これ金属のピンセットで摘み出しておりますが、撮影の都合上で本来はプラスチックのピンセットで作業します。
デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。
腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。
「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」
カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.9修正