FHB White 電池交換メンテナンス
2017.3.1お預かりのFHB White 電池交換です。
ガラスの曇が気になりますが洗浄すると、ウレタン・バンドが加水分解を起こしそうで。
竜頭の動きをチェックして。
ウレタン・バンドに三つ折れプッシュバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っております。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
問題無く動きましたが、ガラスの曇が気になります。
一応、竜頭を抜いてみますが綺麗な状態。
竜頭パイプも、綺麗ですから無理に洗浄する必要も無い。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
洗浄は無しでガラスの曇りだけ拭き取ることに。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
時間を合わせて電池交換&ガラス拭き完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。